膜とは何か?
筋肉を区切る筋膜、臓器を支える腹膜や間膜、脳を守る硬膜
すべてが連続し、張力のネットワークを形成しています。


筋膜
“第二の骨格”とも呼ばれ、全身を網目状に包みます。足底の硬さが頸部の不調につながるなど、離れた部位を関連させる典型例です。
硬膜
頭蓋から仙骨まで連続する膜。緊張が強まると頭痛や自律神経症状が現れます。硬膜を解放すると、腰痛や内臓不調まで改善するケースもあります。
胸膜・腹膜
呼吸や内臓の動きを支える重要な膜。癒着や緊張があると、姿勢や肩関節の動きに制限が出ます。横隔膜と一体で扱うと呼吸が深まり、全身の緊張が抜けていきます。
腸間膜
腸を支えるだけでなく、腰椎や骨盤にテンションを伝える構造。便秘や下腹部の違和感と腰痛がリンクするのはこのためです。
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